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Blog 昭和レトロ - オジンとオバンではなく・・・

オジンとオバンではなく・・・

カテゴリ : 
権利関係 » 相続
執筆 : 
sinotatsu 2009-7-24 13:00
昭和51年

【問 3】 相続に関する次の記述は正しいか。

1 被相続人の配偶者は、特別の事由がある場合を除き、常に相続人となる。

2 被相続人のオジ又はオバは、他に相続人となるものがいないときは、法律上当然に相続人となる。



1 正しい 

2 正しくない 


肢1は基本的な問題ですが、単に正誤が判断できたから終わりではいけません。

特別な事由

とは何であるかを確認しておきましょう。

「特別な事由」とは、相続放棄・相続欠格・相続廃除の3つですね。

宅建試験では、いったん何の変哲もないような形で出題しておきながら、後になってその内容をさらにつっこんだ形で出してくることが多いです。

ですから、過去問の学習をするときも、正誤の判断だけで終わるのではなく、その周辺知識まで丁寧に確認しておきましょう。

過去問を味わい尽くす

過去問の復習のしかたの一つとして覚えておいてください。


肢2は、「オジ・オバ」というカタカナにレトロ感が漂います(笑)

オジ・オバというのは、もちろん親の兄弟(姉妹)のことですが、法定相続人となれるのは誰かを覚えておけば対処できます。

肢1で見たように、配偶者は常に相続人となり、その他に子・直系尊属(父母や祖父母など)・兄弟姉妹が「第1順位・子、第2順位・直系尊属、第3順位・兄弟姉妹」の順で相続人となります。

ここでいう順位というのは、先順位の者がいれば後順位の者は相続人になれない、つまり「並立しない」ということです。子が相続人となる場合には、直系尊属や兄弟姉妹は相続人とはなれないということですね。

「被相続人の兄弟姉妹」であれば、子も直系尊属も相続人とならない場合に相続人となれますが、オジ・オバは、「被相続人の親の兄弟姉妹」ですからダメだということです。


では、問題。次の内容は正しいか。

・ 被相続人のオジン又はオバンは、他に相続人となるものがいないときは、法律上当然に相続人となる。
・ 被相続人のオトン又はオカンは、他に相続人となるものがいないときは、法律上当然に相続人となる。

※オジンとは祖父、オバンとは祖母、オトンとは父、オカンとは母のことを指すものとする。

絶対に出ない問題ですが、内容的には正しいです。

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