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Blog 昭和レトロ - 他人の土地を売る契約は無効か?

他人の土地を売る契約は無効か?

カテゴリ : 
権利関係 » 契約一般
執筆 : 
sinotatsu 2008-7-9 22:20
昭和51年

【問 9】 宅地の売買契約に関する次の記述は、正しいか。

1 第三者の宅地を売ることを内容とする売買契約は、常に無効である。



正しくない

これは、おそらく法律の学習をしている人としていない人で、大きく答えが分かれるような問題ではないでしょうか。


法律の学習をしたことがなければ、

他人の土地なんか売れないでしょ、無効だよ

と考えてしまうと思います。


しかし、契約とは「約束」にすぎないんですね。

約束を結ぶことは自由。公序良俗などに反するような契約でなければ。

ただ、約束を守れるかどうかは別問題。


約束を守れたなら、何の問題もありません。

約束を守れなかったら、ペナルティを科されます。

損害賠償を請求されたり、契約を解除されたりします。


でも、約束をすること自体は基本的に自由。

他人(第三者)の土地を売ることを内容とする売買契約を結んでも、有効です。

もちろん、契約が解除されれば、はじめにさかのぼって無効となりますが、常に解除されるとは限りません。

売主が約束を守れば問題ないわけですから。


具体的には、その第三者から土地を取得できれば約束を果たせます。

したがって、「常に無効」となっているこの問題は誤り。


非常に大切な問題です。
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